我が家は平屋を新築しましたが、廻り縁の色選びを失敗ました。色選びもそうですが、そもそも廻り縁って必要あるのでしょうか。実際、廻り縁のないお家もけっこうありますよね。海外のお家や、マンションなどは廻り縁がないように思います。逆に古い家や、古いアパートなどには廻り縁がついてるのがほとんどのような気がします。
我が家は工務店さんの方から、廻り縁付けるか付けけないかの選択肢もないままに、廻り縁の色を決めて下さいと、かなり早い段階で言われました。付けるのが当たり前なのか、その工務店のやり方なのかはわかりません。普通に考えられるのは廻り縁を付けた方が壁紙の剝がれの防止ということが考えられます。廻り縁の必要性と、我が家の廻り縁の失敗した点と、後悔しない色選びについてお伝えます。
廻り縁は必要ない？
廻り縁って付ける必要あるのでしょうか？
廻り縁とは：天井の壁の境目に張る板状のもの
巾木とは ：床と壁の境目に張る板状のもの
巾木の必要性は、掃除機で掃除をする時など壁にぶつかるので壁の汚れや痛みを防ぐ為にも必要性を感じますが、廻り縁は、天井の壁の堺目に張りますが、欧米やマンションなどには付いていない所が多いです。鉄骨の造りの場合は必用なにのかもしれません。
我が家は木造建築だった為、廻り縁を付ける必要性があったようです。個人的には廻り縁がない方がスッキリして見え、スタイリッシュなお部屋になるような気がします。
木造建築の場合、廻り縁を付ける必要性を見ていきましょう。
廻り縁を付ける必要性とは？
・壁紙の剥がれの防止の役割があるようです。天井と壁の間が目立ってきてしまうそうです。そんな時の為に廻り縁がある目立たなくなる役割があるようです。
・湿気や気温の変化によって骨組みの木造が多少動くこともあるので、すき間を目立たなくしてくれるのが廻り縁です。
・天井の部材と壁の部材の繋ぎめを綺麗に見せる為。廻り縁で見切ってつなぎ目を目立たなくする役割
木造住宅の場合このような理由から、廻り縁を付ける必要性があるようです。我が家も木造建築です。
素人の考えですと、壁紙が剥がれないようにするんであれば、壁紙を貼ってから廻り縁を壁紙の上から貼るという順番でしたら、剝がれにくくなると思いますが、実際の工程は、①廻り縁を貼る。➁クロスを貼る。の手順でした。クロスの上から廻り縁を付ければ押さえられてクロスが剥がれないのではないでしょうか。
我が家は、リビングを勾配天井にしたので、天井の上の部分は屋根の傾斜に沿い斜めになっています。その斜めの部分には、廻り縁は付いていません。天井と壁の間の直線の部分にしか付いていません。それが基準のようになっているそうです。
ということは、廻り縁は絶対必要ということではないように思います。
木造住宅の場合後々のメンテナンスを考えると、廻り縁はあった方が楽になるようですが、廻り縁を付けなければ材料費や建築費を抑えられたんではなかと少し後悔ました。
それに、廻り縁が無い方が部屋がスッキリ見え、部屋が広く見えますので、私は無くてもよかったんではないかとも思います。海外のお部屋や、マンションの部屋は廻り縁のない部屋が多いですよね。洗練されたスタイリッシュなお部屋のイメージになります。
廻り縁ない部屋
逆に、昔の古い木造建築のお家などは、廻り縁がある家がほとんどです。実際私の実家もそうですし、古いアパートに住んでいた時も、廻り縁がありました。
木造建築でも廻り縁が無くてもできるようなので、新築をされるお家は、工務店さんやハウスメーカーの方と相談された方がいいと思います。
失敗しない廻り縁の選び方
廻り縁で失敗したと思ったことは、色選びです。
木造建築の場合、湿気や気温の変化によって骨組みの木造が多少動くこともあるので、すき間を目立たなくしてくれるのが廻り縁の必要性です。
ですので、メンテナンスの事を考えると廻り縁は付けた方がいいのかもしれません。しかし、ここで大切なのは廻り縁の色選びです。
大体のお家は、壁紙の色は白ですよね。ちょっとアクセントカラーに一面だけ色を変えるとか、柄の入ったクロスを貼ることもできますが、基本のベースとなる色は白がほとんどだと思います。
我が家も白い壁で、白でもちょっと柄の入ったクロスがほとんどです。となると壁紙の色に合わせて、廻り縁の色を決めるとしたら白っぽい色の方が壁紙の色に馴染みますよね。
いきなり白い壁に黒い色の廻り縁を貼ったらとても違和感があります。我が家は廻り縁の色を決める時は、家を建てる工程の中でもかなり早い段階で、廻り縁の色を決めて下さいと言われました。
期限が決まっていて焦って決めてしまったこともあり、巾木の色と同じような色でいいやと茶系の色を選んでしまたことがそもそも失敗でした。もっと部屋の全体の雰囲気や、自分がどんな部屋のイメージにしたいかを考え、廻り縁の色を選ぶべきでした。
下記の画像は実際の我が家の部屋ですが、白のクロスに茶色の廻り縁にしてしまいました。昔のアパートのような古い感じのイメージです。
壁の色が白なのに、茶色の廻り縁にしてしまったせいで、廻り縁の色が目立ってしまっています。ドアの色と一緒なのでそこまで変というわけではないですが、廻り縁の色は白の方が目立たず、壁の色と一体化して部屋もスッキリ見えたんではないかと思います。
木目調のお部屋の雰囲気するのであれば、そこまで気になりませんが、壁の色と同色系の色にすれば良かったと後悔しています。廻り縁の色を自分で白に塗り替えてしまおうか検討中です。廻り縁を付けない施工の仕方もあるので、建築の際は工務店やハウスメーカーの方に相談してみるといいと思います。
木造建築、木造×鉄骨、などの建築方法によっても施工の仕方が違ってくると思います。各ハウスメーカーによっても様々な施工があると思いますので、確認しておいた方がいいです。
まとめ
廻り縁の必要性は
湿気や気温の変化によって骨組みの木造が多少動くこともあるので、隙間が目立たないようにする役割があります。特に木造建築の場合は廻り縁を付けた方が後々のメンテナンスが楽になります。
木造建築の場合はこういった廻り縁を付ける施工をするようですが、我が家の勾配天井の傾斜になっている部分には廻り縁は張っていません。必ずしも付ける必要性があるとはいえません。
工務店や、ハウスメーカーの方と建築の際、相談してみることをお勧めします。私は廻り縁を付けない施工の仕方があるのでしたら、付けない施工でやって欲しかったと後悔しています。
廻り縁の色は、壁と一体化となる色にした方がスタイリッシュなお部屋のイメージになります。壁の色は白のお家が一般的だと思いますので、白に違い色にした方が壁の色と一体化して馴染みます。
・廻り縁の色は壁の色と一体化する色を選ぶ。
