杉の床のメリット・デメリット後悔したことは?住んでみて実際わかったこと

平屋

我が家は、リビングと寝室の床を杉にしました。実際に暮らしてみたメリットとデメリットがあるのがわかりました。メリットとは、なんといっても、一般的なフローリングの床より暖かいことです。素足で歩いてみるとわかるのですが、ひんやりした感触がありません。ちょっとした床暖房効果があります。保温効果もいいです。デメリットは、杉は、フローリングより柔らかいので傷がつきやすく、汚れも着色しやすいことです。あとは、木の丸い節目が気になる人は嫌かもしれません。和のテイストになってしまう為、洋風のお部屋にしたい人は節目が気になるかもしれません。しかしその節目も思ったほど気にならず、それが趣のある部屋になりとても雰囲気のある部屋になりました。

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杉の床のメリット

我が家で実際感じた杉床のメリットをご紹介します。

杉床は暖かい

杉床は暖かいです。

我が家は、LDKと寝室の2箇所を杉の床にしました。杉の床のメリットは、一般的なフローリングよりも暖かいことです。素足で歩いてみるとわかるのですが、ひんやりとした感触がなく、サラサラとした感触です。ちょっとした床暖房効果があり、保温性もあることがわかりました。

フローリングは、素足で歩くとペタペタした感触で冷たいです。我が家は寝室の1室と廊下は普通のフローリングですので、その違いはハッキリ分かります。

せんべい布団で、そのまま敷布団を床に引いてと一晩寝ると、朝布団を上げたら、寝ていたところの床が温かく感じられました。体温で温まったようです。そのくらい熱電動もいいのかもしれません。

ですので、冬は暖房をするとフローリングの床より暖房効果が高いです。寒い地域のお家には敵しているのではないでしょうか。我が家の住んでる県は寒い地域なので、寝室の床は杉にして大正解でした。

我が家は最初床暖房を設置しようと考えていましたが、床暖房となると設置費用も高くなりますので、杉床にしたことで、想定外の床暖房効果になりました。

木製の家具が栄える

杉床は、ヴィンテージっぽい家具でも、木製のシンプルな家具などが栄えます。木製のどんな家具を置いてもそれなりに雰囲気のある部屋になります。

 

上の写真は杉の床の寝室です。節目のある杉床を使用しましたが、とても木のぬくもりを感じる部屋に仕上がりました。部屋の中も暖かいです。床暖房効果があるので、寒い地方の方にはお勧めですよ。床暖房を考えているお家にも、一つの選択肢かもしれませんね。

我が家も最初床暖房にしようかと思ったのですが、基礎工事などの費用も高くなりますので、諦め、杉の床に決めました。床暖房よりは安く済み、暖房効果も高いのでよかったと満足しています。

杉の床のデメリット

杉の床のデメリットは、
・傷がつきやすい。
・色が付着しやすい。

杉の床はフローリングの床と比べて柔らかいので傷がつきやすいです。物を落としたりしても硬い物だと凹んだりします。大きな家具などの移動の時も、ちょっと引きずったりしてしまうと、傷になってしまいます。我が家は、LDKを杉の床にしたのですが、リビングの方は杉で正解だったのですが、キッチンの方の床も杉にしまったので、キッチンの方は普通の床にすればよかったと後悔しました。

杉とフローリングでは床の厚みが違う為、LDKは、リビングからキッチンへ続いているのでそこで高さを合わせると、床下の高さも、杉とフローリングの高さを調整しなければならなくなります。床下の高さを合わせ、キッチンの方だけフローリングにすることも可能だったのですが、その工賃も高くなるようだったので、キッチンの方もすべて杉の床にしました。

実際生活するようになって、やはりキッチンは、フローリングの方がよかったと思いました。傷がつきやすく、汚れも付着しやすいので、どうしても気を使ってしまいますし、醬油などの調味料などをこぼした時、拭いてもフローリングの床のように、サッと汚れは落ちません。フローリングよりも浸透は早いです。

ですので、マットや、コルクマットを敷きカバーすることにしました。キッチンは毎日使う場所ですし、行ったり来たりの往復が激しい場所です。料理も毎日しますし、調味料などもこぼしたりしてしまうことも、絶対あります。気を使いながらキッチンに立つのもストレスになりますので、マットやコルクマットを敷き、ストレスのないようにしました。

キッチンの床は、杉はあまり適してないかもしれません。設計するときには、大工さんと相談された方がいいと思います。キッチン所だけもフローリングにする方法はあると思います。

杉のデメリットのもう一つは、節目です。木の節目が嫌だという方は、杉は好まれないかもしれません。それが木材を使用した味わいだと考えれば、まったく気にならないと思いますが、我が家はリビングの床は節目のない杉の床を使用しました。

節のある杉より、ちょっとお値段は高くなりますが、リビングは節のないものを使用し、寝室は節のある杉の床にしました。節はモロ見えてしまいますが、それが気になるという方は気になるかもしれませんが、実際に出来上がってみて、思ったほど気になりませんでした。

逆にそれが、味わいとなり、木の節目の床が部屋全体のアクセントになり雰囲気のある部屋になりました。とても気に入っています。とても温かみのある部屋になりました。

節目のない杉の床

杉床の値段は、節目のない方が節目のあるものより少し高くなります。我が家はリビングだけは、節目のない杉床にしましたが、実際節目も思ったより気にならなかったので、リビングも節目のあるものでよかったなと思いました。

それだけ値段も抑えることができますからね。節目のある杉床の値段はフローリングの床とあまり値段は変わらないようです。若干杉床の方が高いくらいです。(フローリングの種類にもよります)

キッチン廻りは杉床には適していません。汚れも付着しますし、何回も往復する場所ですので汚れや傷がつきやすいので、キッチンはフローリングの方が敵しています。

杉床は傷がつきやすいので、小さいお子様のいるお家では、子供がおもちゃなどで遊んだり、食べ物をこぼしたりしやすいので、リビングやキッチンには向いてないかもしれません。寝る部屋だけの寝室に適しています。我が家は50代で新築をしたので、こういった問題はなく、リビングも杉の床にしました。

杉の床のお手入れ方法

杉の床は傷が付きやすいのがデメリットです。ダイニングの椅子は、座っていると人間の体重や、引いたり戻したりの移動によって跡がとても付きやすいです。そんな傷を防ぐためにも、椅子やテーブルの脚には、100均などで売っているフェルトなどを貼りクッションを付けておくことをお勧めします。

我が家は冷蔵庫を搬入する際、業者に頼まずに自分達で運んだため、床に毛布などを引かなかった為、傷が付いてしまいました。そんな傷は、濡れ雑巾で床を少し湿らせ、アイロンでを当てると、凹んだ傷も元に戻ります。あまりにも深い傷や跡は、完全には戻りませんが、少しくらいの傷や跡だったら回復しますよ。

おわりに

杉床のデメリットは、
・傷がつきやすい
・汚れが付着しやすい
・節目がある

杉床のメリットは、
・暖かいので床暖房効果がある
・木製の家具が良く合う

我が家は寝室の2室を杉床にしましたが、大正解でした。節目も思ったより全然気にならなく、リビングは節目が気になるかもしれないから、節目のない杉床にしてもらいましたが、むしろリビングも節目のある杉床でもよかったくらいです。

杉床はデメリットもありますが、実際暮らしてみて、寝室は杉床にしてとても満足しています。素足で歩くとサラサラした感覚がとても気持ちいですよ。床暖房を考えてるお家にも、杉床を検討してみるのもいいですよ。

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