ハウスメーカーと工務店どっちがいい?我が家が工務店を選んだ理由

平屋

家を新築する際、何処のハウスメーカーにしようか悩みますよね。我が家も家を建てる際には、ハウスメーカーの展示場にを回ったり、地元の工務店を回ったりと悩みました。悩んだ結果我が家は、地元の工務店で家を建てる事を決めました。何件かハウスメーカーなどを見学し、実際に見積もりを出してもらったのは3社からです。

その中で、昔からの地元に密着した工務店を選ぶ事にしました。家を建てる時に何を基準にするか、各お家によって違うと思いますので、我が家が工務店に決めた理由や、工務店のメリット・デメリットについてもご紹介していきます。

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我が家が工務店を選んだ理由

何社か住宅展示場があるモデルルームを見学して、その中でとても気に入ったハウスメーカーがあったんですね。床暖房が設置してあり、エアコンを付けていなくても家の中がとても暖かかったんです。

 

見学した日は冬だったんですが、外が寒いにも関わらず、床暖をしているのと、高密度な設計の為、断熱などもしっかりしてとても暖かかったんです。それと、キッチンや、リビングも広々としていてとても気に入りました。

実際にそのハウスメーカーが建てた、お家を見学できるという事なので、2軒、実際にお住んでいるお宅を内軒させてもらいました。そうしたら、実際のお家と、モデルルームでは、だいぶギャップがありました。やはり、モデルルームは、坪数も広く造っているし、システムキッチンなどのグレードもいい物を使っていますので、凄く良く見えちゃうんですよね。

でも、システムキッチンもモデルルームになったような物が実際の家あると、やっぱり違和感があるというか、型にハマったマンションみたいというか、坪数がモデルルームのような広さを取れれば、また違うのかもしれませんが、坪数もモデルルームのような広さを取れないと、想像していると、かなり違いがある事を実感しました。

なんとなく、建売っぽい印象で注文住宅っぽくなかったという感じでした。大手のハウスメーカーさんだと、実際建てたお家を内軒させてもらえるので、とても参考になりますよ。

完成し、引き渡しの前のお家などもタイミングが良ければ、内軒させてもらう事ができますので、実際の自分たちが予定している坪数と同じくらいのお家を内軒するといいと思います。そうすると、モデルルームで見た印象とだいぶ違い、実際のイメージが湧きます。

モデルルームだけ見た時には、このハウスメーカーでほぼほぼ決めようと思っていたのですが、実際のお家を内軒した結果、イメージしてたのとギャップがあったので、そのハウスメーカーで家を建てる事は止める事にしました。

坪単価も、予算内で収まりそうな地元で実績のある工務店を我が家は選ぶ事にしました。

 

工務店のメリット

・地域の気候や、風土を理解している
・ある程度の融通が利く
・ハウスメーカーよりは坪単価が低い
・強引な営業をしてこなかった
・話しやすかった
・木材建築に強く、助成金制度も受けることができる。

木造建築の場合、地域型住宅グリーン化の補助金を貰えることができます。我が家は130万円の補助金を貰うことができました。

↓↓グリーン化の助成金についての詳しい内容はこちらの記事をお読みください。

 

工務店のデメリット

・デザインの提案が、もっとあればよかった
・建売の内軒ができない
・デザイン性がハウスメーカーよりは少し劣る

・モデルルームがない

工務店にして、良かったか?

実際、工務店にして良かったかと言えば良かったと言えます。

内軒をしたハウスメーカーだったら、坪単価も高かったので、予算内に収めるには、坪数を減らさなくてはならなく、希望の間取りや、部屋数は確保できなかったです。希望通りの間取りや、広さ、部屋数を妥協できなければ、大幅に予算をオーバーしていました。

それと、設計が決まり着工へと移っていくのですが、当初の間取りなどと、実際建てていくと、変更したい個所がいくつか出てきてしまうんですよね。

その場合の融通が利きとても良かったです。我が家は、天井の壁を途中まで張ってしまっていたのですが、途中でもう少し天井の高さを高くしたく、20センチ上げてもらいました。

大工さんには、やり直してもらって申し訳なかったのですが、このようにこちらの要望も聞き入れてくれ、とてもありがたかったです。あとは、ダイニングキッチンに、当初の設計ではカウンターはなかったのですが、システムキッチンを展示場に見に行ったら、カウンターを付けたいねって事になり、後から大工さんにお願いして、カウンターも付けてもらう事ができました。

このように、後から融通が利いたのでこの点はとても、良かったです。ハウスメーカーだと、このような融通が利くのかわかりませんが、やり直しの効く段階だったら、修正してくれましたので、大工さんには感謝ですね。

 

工務店のこうして欲しかった点は?

デザインや、色に関する提案は今一つ、なかったかなと思います。例えば、巾木や、廻り縁と呼ばれる、床と壁の間に張る板や、天井と壁の間にある板の事ですが、どんな色だとどのような効果があるのかという提案は、もう少し欲しかったと思います。

巾木の役割についての説明はあったのですが、色をどんな色にすると部屋がどう見えるとかの提案があればよかったかなと思います。家を建てる側は、巾木選びなんて初めてですし、まして巾木の存在さえも言われなければ気づかない為、色選びについて考える事なんてありません。

色を何色にしますか?と聞かれても、どの色にしたらいいのかも全くわからないわけです。巾木だったら、掃除機などが当たって傷がつきやすいので汚れやすいので、こんな色にしたらいいですよとか、廻り縁だったら、こんな色にすると部屋が広く見えますよ。という色選びのアドバイスがあればよかったなと思いました。

担当者の方はプロですが、デザインに関する事は、年齢によっても感覚や、センスのズレがありますので、その点は、事前に家を建てる側である程度、いろんな部屋の画像を見るなりして、予備知識があった方がいいかもしれません。

自分達の建てる部屋のイメージがあるなら、そのような色やデザイン選びが大切ですし、色やデザインを決めるのは工務店側ではなく、家を建てる側なので、どんな家にしたいのか、洋風なのか、和風なのか、などを踏まえて色やデザインはある程度、イメージを固めていた方がいいと思います。

 

おわりに

我が家が工務店を選んだ理由は

・ハウスメーカーよりは坪単価が低い
・ハウスメーカーの、実際住んでる家を内軒をしてみてモデルルームのイメージと違った
・融通が利きそう

このような点から工務店を選びました。

実際建てたお家を内覧すると、イメージが湧くと思います。また、工務店を選んで、着工してからの修正が効いた点では本当に良かったと思います。ハウスメーカーと、工務店を何件か、見学し、見積もりを出してもらい、予算や、ご自分の家が何を重視(耐震性、保証、デザイン性、価格など)していくかで検討してみるといいと思います。

工務店を選ぶ際にも、地元で実績があり、評判のいい工務店を選ぶといいと思います。工務店は木造建築に強いので、実績のある工務店ですと、グリーン化の助成金を貰うことができます。

平屋
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