我が家は新築の平屋を建て、お風呂はタカラスタンダードにしましたが、こうすればよかったと後悔した点が一つあります。それは風呂窯の素材です。浴槽ですね。我が家は、新築だった為、工務店から推奨のタカラスタンダードのビルダー向けの商品を選びました。一般向けの商品が、同じ機能で価格が30%OFF程度で購入できるそうです。新築に限り適応できます。ですので、もちろんビルダー向けの商品を選びました。
それが「リラクシア」という種類のお風呂です。リラクシアは一般的な標準のユニットバスですが、浴槽の素材がFRP素材でした。タカラスタンダードと言えば、ホーローの素材が代名詞ですが、浴槽はホーローではなかったんです。ホーローだとお湯が冷めにくいと思っていたのでその点が後悔した点です。
タカラスタンダードの風呂で後悔した点
我が家は新築で平屋を建てました。お風呂はタカラスタンダードにしましたが、その際に後悔した点があります。それは浴槽の素材です。
我が家は新築だった為、工務店から推奨のタカラスタンダードのビルダー向けの商品を選びました。
ビルダー向け商品とは、選ばれたハウスメーカーの新築住宅でしか販売できない商品のことで、一般向けの商品が、同じ機能で価格が30%OFF程度で購入できる商品の事です。新築に限り適応できます。
ですので、もちろんビルダー向けの商品を選びました。それが「リラクシア」という種類のお風呂です。リラクシアは一般的な標準のユニットバスですが、浴槽の素材がFRP素材でした。
繊維強化プラスチックのこと。 ガラス繊維と樹脂を用いて作られています。
タカラと言えば、ホーロー、ホーローと言えばタカラと言うほど、ホーローがタカラの代名詞になっていますが、浴槽だけは違っていました。「リラクシア」は浴室の壁は全部ホーローなのですが、浴槽だけは違う、FRP素材でした。
FRP素材は浴槽の一般的な素材で標準のものです。しかし我が家は、浴槽もホーローなのだと勘違いしていました。ホーローだとお湯も冷めにくいね!と期待していたのですが、実際はFRP素材なので、お湯は普通に冷めます。
一人だけ入るならまだいいですが、我が家は3人住まいなのでやはり3番目の人はどんどんとお湯が冷めていきます。もちろん追い焚き機能も付いていますが、追い焚きしなければけっこう冷めるんだなという印象でした。
夏場はまだいいですが、冬の寒い時期は、追い焚き機能を何回も使っていると、光熱費も余計にかかってしまいますよね。浴槽がホーローの素材だったら、追い焚きを何度もしなくて済んだのではないかと、その点が後悔した点です。
実際、冬の電気代は、春、夏の電気代に比べるとかなり上がりビックリしました。冷房の使用はあまり電気代には影響ありませんでしたが、冬のお風呂で追い焚きや、お湯の温度を上げるとかなり電気代に影響することがわかりました。
タカラスタンダードには浴槽もホーローを使ったお風呂があります。タカラスタンダードのお風呂のランクでは最高のものです。
鋳物ホーロー浴槽プレデンシアとは
タカラスタンダードには、浴槽もホーロータイプのお風呂があります。
鋳物ホーロー浴槽プレデンシアという商品です。
どんな特徴があるのでしょうか。メリット、デメリットをみていきましょう!
鋳物ホーロー浴槽プレデンシアのメリット
タカラスタンダードには浴槽がホーローの、鋳物ホーロー浴槽「プレデンシア」
という、タカラの最高傑作と豪語する種類のお風呂があります。
我が家のお風呂は、「リラクシア」という種類のFRP素材の浴槽ですが、普通に冷めます。3人家族ですので、順番に入って最初に入る人と最後に入る人では1時間30分くらいの差がでますよね。1時間30分もすれば完全にぬるくなっています。追い焚きしないと冬場はぬるくて寒すぎます。
ホーローの浴槽は、鉄のステーキ皿のような効果があります。ステーキや、ハンバーグなどのお皿も、鉄板だと、お肉が冷めにくく、熱々の状態で食べれて、出来立ての状態でとても美味しいですよね。
それと同じように、鋳物ホーロー浴槽「プレデンシア」は、沸かした時の温度を保ち続けることができ、FRP素材の浴槽に比べて冷めにくいのが最大の魅力です。これにより、追い焚き要らずで、光熱費も大幅に削減できるという優れものなのです。
鋳物ホーロー浴槽プレデンシアのデメリット
鋳物ホーロー浴槽プレデンシアのデメリットを上げるとしたら、お値段が高いということです。
我が家は、ビルダー向けの「リラクシア」にしましたが、もし、ホーローの浴槽のプレデンシアにしていたら、3倍以上のコストがかかっていました。
プレデンシアのお値段は
0.75坪 | 897,000円 |
1坪 | 1,038,000円 |
1.25坪 | 1,110,000円 |
我が家は、1坪タイプなので、100万円以上したことになります。これに取りつけの工賃などが更にかかってくるので、150万くらいはしたかもしれません。我が家は標準タイプのユニットバスのなのでそれの四分の一くらいの価格で済みました。
予算に余裕があり、お風呂にこだわる方、光熱費を長い目でみて抑えていきたいというお家にはお勧めですね。しかし、家を新築で建てる場合、予算もありますから、お風呂にどれだけ予算をかけられるかといったら、どうでしょうか、、、。
我が家も、本体で100万越え、工賃などを含めたら150万と言われたら諦めていたと思います。いくら冷めにくいお風呂がいいからといっても、予算的に厳しかったと思います。しかし、我が家の住んでる地域は冬とても寒いので、長い目でみたら、ホーローの浴槽にしておけばよかったかなとも思います。
やはり冬、お風呂が寒いのは本当にストレスですし、新築前にアパートに住んでいた時もお風呂が寒い思いをしていましたので、温かいお風呂にしたいという希望がありました。
長い目で見て、初期投資にお金をかけてでも、ホーローの浴槽にしておくべきか悩むところですよね。
専門的なことはメーカーに聞くべし!
家を建てる時は、間取りなどの相談は工務店や、ハウスメーカーの方と相談しますが、風呂や、キッチンなどはメーカーが納品、備え付けをします。ですので、風呂やキッチンなどは、工務店やハウスメーカーの方は専門分野ではありません。
ですので、各メーカーに行って専門の方に直接相談したり、商品について詳しく聞いた方がいいですよ。タカラや、リクシルなどの展示場に行って、実際見たり、商品説明を受けた方がいいかもしれませんね。
工務店の方はキッチンや風呂に関しては、おおざっぱな説明しかしてくれません。というか、メーカーの方程、専門的な知識は持っていません。例えば今回の我が家のように浴槽の素材のことも、メーカーの方でしたらちゃんと説明してくれると思います。
私達も工務店任せにしていたのも落ち度だったのですが、後から後悔しない為にも、メーカーにちゃんとした商品説明をしてもらった方がいいと思います。
ランクが上がれば、便利な機能や、光熱費の面でもお得になります。安いからといって後から後悔するよりも、予算と何を重視したいかを照らし合わせて、お風呂のランクを決めるべきだと思います。
お風呂の便利機能
我が家の浴槽は、一般的なFRP素材の浴槽で、ホーロー素材の浴槽より冷めやすいですが、お風呂には便利な機能も付いています。
それが浴室暖房です。これにより、浴槽のお湯は多少は冷めてしまいますが、冬場などは、入る前に浴室を暖めておくことができます。新築前のアパートに住んでいた時はこの機能がありませんでした。ですので、浴室を暖めておけるのはとても便利な機能だと思いました。
これにより、浴室が温かいだけでも、裸で入る時だいぶ違いますよね。我が家の浴室は1坪タイプなので、暖房を付けるとスグに温まりました。冬場に暖房機能があるとないのでは全然違うので最適な機能だと思いました。
暖房機能は、新築やリフォームした場合は、今では標準のランクでも付いていますので、こういう便利な機能があると冬場は特にお風呂タイムが快適になりますよね。
オール電化にして光熱費が安くなる?
我が家は新築にした際オール電化にしましたが、3人暮らしで、5月の光熱費は、11.874円でした。これがプロパンガスだったら追い焚き機能を使っていたりしたら、こんなに安く光熱費を抑えることはできなかったと思います。
新築の前はアパートに住んでいまして、私の住んでる地域はプロパンガスでした。プロパンガスは都市ガスに比べて高いので、お風呂の追い焚き機能を使うと一気にガス代が跳ね上がります。
私は一人暮らしでアパートで住んでいた時に、ガス代が月に7.000円の請求が来たのにはビックリしました。東京で一人暮らしをしていた時に都市ガスでしたが、せいぜい高くても4.000円~5.000円だったと思います。プロパンがこんなにも高いとはビックリでした。
しかし、オール電化にしたことにより、追い焚き機能も使っていましたが、断然!光熱費を安くすることができました。一人暮らしでガス代だけで、7,000円していたのが、3人暮らしで、電気代が12,000円弱で収まったのですから、だいぶ光熱費が安くなりました。
しかし、冬はお風呂の追い焚きの使用料も増えたり、給湯器の温度も春より温度設定が高くなったりした為、1月の電気代は、28,000円でした。2倍以上に跳ね上がってしまいました。
冷房の使用量は、さほど電気代には影響ありませんでしたが、やはりお風呂に使用する電気量がかなり占めているのだと思います。ホーロー素材のお風呂にしていたら、追い焚きもあまり使用せずに、電気代も節約できたのではないかと思います。
おわりに
我が家は新築でビルダー向けのタカラスタンダードの「リラクシア」にしましたが、浴槽は冷めにくいホーローではありませんでした。浴槽がホーローだったら、お湯が冷めにくく、追い焚きもしなくて光熱費も抑えられたんではないかと後悔しました。
但し、ホーローの浴槽は、本体価格が高いです。1坪タイプで100万以上しますので、初期投資にどれだけお金をかけられるかというのが問題です。長い目でみて、追い焚き要らずで光熱費の抑えられるホーローの浴槽をにするのも賢い選択なのかもしれませんね。
予算と何を重視するかで、お風呂のランクを決めるといいですね。やはりランクが高いものになれば、標準装備以上の機能が加わるので、お風呂時間にも最適に過ごせることになります。
特に寒い地方の方などは、お風呂が寒いと本当にストレスを感じると思います。お風呂に入るのも嫌になりますよね。以前のアパートに住んでいたころの私はそうでした。
夏場はあまり光熱費に影響ないですが、冬のお風呂にかかる光熱費はかなり夏場と比べて上がります。追い焚きするとだいぶ電気代も跳ね上がりますよね。
我が家はオール電化ですが、冷房は使ってもあまり光熱費に影響はありませんでしたが、冬の電気代がかなり上がりビックリしました。お風呂の追い焚きもかなり影響があるのだと思います。
お風呂のランクを上げ快適なお風呂時間を過ごすか、我が家のようにオール電化にして電気代を節約するか検討してみてはいかがでしょうか。